フッ素イオン計 KF-502

概要
KRK、フッ化物イオンモニターはフッ素イオン電法により、水中に遊離するフッ化物イオン濃度を簡便に測定できます。又、pHの影響による誤差を防止する為に検水のpH条件は4~9pHで使用することが必要です。pHが4以下、又は9以上に大きく変動する場合、又はイオン活量強度が変動する場合、別途測定水槽を設けてpH調整又はISABの添加が必要となりますのでお問い合わせ下さい。

フッ素イオン計 KF-502

特徴

  1. 流速やイオン活量強度の影響が少ない
  2. 気孔性に優れたドーナツ型セラミック液絡部
  3. 内部液無補充/ダブルジャンクション型比較電極で長期の安定測定可能
  4. 測定値を運転管理上の値に合わせることができる機能付
  5. 保守時、伝送出力と接点出力をホールド
  6. ヒステリシス設定機能、平均化操作機能付

指示変換器仕様

品名 工業用フッ素イオン計
型式 KF-502
測定原理 イオン電極法(フッ化ランタン感応膜法)
表示 LED 赤 3・1/2桁
測定範囲 0~1000mg/L(1000mg/L以上はご指定)
分解能 0.1mg/L標準(0~199.9mg/Lの範囲)
1mg/L(200~1000mg/Lの範囲)
再現性 ±2%(FS)以内(等価入力で)
伝送出力 DC4~20mA(絶縁型) 負荷抵抗500Ω以下
レンジ1:0~10mg/L(工場出荷時)
レンジ2:0~20mg/L
レンジ3:0~100mg/L
レンジ4:0~200mg/L
レンジ5:0~1000mg/L
特殊:伝送出力範囲の変更はご指定
接点出力 上限、下限各a,b接点(無電圧)、接点容量AC240V/1A以内
ヒステリシス設定可能
ホールド出力 保守時外部からの無電圧接点信号入力により伝送出力と接点出力をホールド
測定値シフト シフト幅:±10mg/L以内(測定値を運転管理上の値と合わせる機能)
温度補償 半導体温度素子による自動温度補償
校正機能 ゼロ/スパン機能
電源電圧 AC85~240V 50/60Hz
消費電力 約7VA以下
周囲条件 温度:0~40℃、湿度:85%RH以下
外形寸法 96(W)×96(H)×163(D)
重量 約1.3kg
標準構成 計器本体、フッ素イオン検出器、PPホルダー(1m標準)
パネル取付具、フッ素イオン標準液:各250ml、イオン強度調整剤:250ml
校正容器:2ヶ、ビーカー、取扱説明書、保証書

フッ素イオン検出器仕様

品名 内部液無補充型、フッ素イオン電極
電極型式 MK-FYT
測定対象 水中の遊離フッ素イオン(全フッ素は測定対象外)
温度補償 自動温度補償(1kΩ)
試料水条件 pH:4~9以内(できるだけ一定のこと)
温度:0~40℃
材質 PP、TPX、セラミック、ブチルゴム
再現性 ±2mV以内
電極ケーブル 5m標準(ご指定:ケーブル延長)
PPホルダー 1m~2m(ご指定)
妨害物質 Al、OH、Fe、Ca,

502シリーズカタログ

KF-502 english catalogue

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