無試薬式 全残留塩素 RC-100Z

測定概要
下水・し尿・浄化槽排水等の場合、水中にはアンモニア、アミノ酸、アミン類が存在して、次亜塩素酸と反応し、殆どがNH2CL、NHCL2、NCL2等のクロラミンの形になります。クロラミンは結合型残留塩素又は全残留塩素として分類されます。この全残留塩素の測定は従来の無試薬型では測定困難でした。そのため従来は試薬を連続的に加える有試薬型を用いる方法が一般的でしたが、原理上複雑なメカニズムと高価格の問題を抱えていました。本器は無試薬型で全残留塩素を正確に、しかも安定して長期の連続測定ができる画期的、検出機構で低価格を実現しました。又、上水と異なり、汚れた排水の場合ビーズによる機械的洗 浄だけでは電極に生じた汚れ、生成物の除去ができなくなり、感度低下の要因になることは明らかです。そこで新たに開発した電気化学的洗浄とビーズ洗浄併用型検出器は次の大きな特長を有しています。

特徴

  1. 全残留塩素と遊離残留塩素の測定が選択的にできる
  2. 汚れによる電極の感度低下が少ない
  3. 3電極法ポーラロ電極
  4. ビーズ洗浄+電気化学的自動洗浄
  5. pHや導電率の影響が少ない
  6. 直線性が良い

計器部仕様

変換器RC-100Z
測定成分全残留塩素
測定原理無試薬ポーラログラフ法
測定方式ビーズ洗浄、電気化学洗浄連続併用型微小3電極方式
有効測定範囲0.00~2.00mg/L
表示デジタル 3桁 LCD表示 最小分解能:0.01mg/L
検水pH範囲pH5.8~8.6(急激なpH変動や0.5pH以上の変動の無きこと)
導電率範囲10mS/m以上(但し塩化物イオン1000mg/L以上でセンサ消耗大)
検水温度0~40℃(凍結無きこと)
応答時間90%応答 1分以内
温度補償サーミスタによる自動温度補償
伝送出力DC4~20mA 絶縁型 最大負荷抵抗 500Ω
接点出力1.上下限 各1a
2.制御出力 1a
(制御幅設定スライドスイッチによるヒステリシス幅選択可能)
接点容量AC 250V 1A MAX.(抵抗負荷)
電極電解洗浄次のいすれかの操作により電解洗浄シークエンス起動
1)CLEAN.端子(洗浄トリガ端子)短絡
2)CLEAN.キー入力
3)POWER ON(パワーオンクリーニング)
4)24時間タイマー
電源AC 85~250V 50/60Hz
消費電力約5VA
周囲温度-10~45℃
設置方法壁取り付けまたは50Aポール取り付け

サンプリング部仕様

型式FC-220
構造オーバーフロー型フローセル
検水流量6~20L/min.
入口圧力0.1MPa以下
検水温度0~40℃(凍結無きこと)
接液部材質PVC,PE,ガラス,シリコンゴム
検水入口呼び16 硬質塩化ビニル伸縮継手
検水出口VP30ソケット(大気開放、背圧をかけない事)

センサー部仕様

型式RE-20
検水温度範囲0~40℃(凍結無きこと)
温度補償サーミスターによる自動温度補償
設置方法FC-220測定部に取付け
電極洗浄方式ビーズによる機械研磨洗浄、および連続電解洗浄
ケーブル長コネクタによる脱着方式 0.5m (CT4S-005N)

RC-100シリーズカタログ

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