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MLSS

1.MLSSとは
   Mixed liquor Suspended Solidの略。
   バッキ槽内の活性汚泥浮遊物質を意味し管理上重要な測定項目。
   基本的には重量法で測定しますが、時間がかかり、操作も煩雑です。
   SS−5Zは検出器を槽に入れるだけで、すぐに正確な測定ができます。
   標準活性汚泥ばっき槽の場合、約1000〜3000mg/Lの濃度が維持管理の目安とされていますが、流入BOD負荷
   (濃度と流量)や処理槽の容積又は処理方式によって管理目標値が異なります。
   MLSS濃度の最適運転目標値はその排水処理設備の内容と長期の維持管理で得た管理技術者の高度な管理技術
   に依存しなければなりません。MLSS計(SS−10Z)は、ばっき槽の汚泥濃度管理の必需品であると言えます。

1−1.MLSSの測定方法は遠心分離法、ガラス繊維ろ紙法、透過光測定法、前方散乱反射光測定法等があります。

1−2.MLSS計(透過光式)測定原理
     投光部に近赤外LED、受光部に近赤外受光素子を配置した検出器が汚泥濃度に比例して変化する光量の
     電気信号を演算増幅してMLSSとして表示します。
     透過光式の弱点として、色が濃く、高濃度のMLSSを測定した場合、うまく測定できない恐れがありますので
     一度ご相談ください。
     この検出器に水圧センサーを配置すると水深測定ができ(SS-10Z)沈殿槽の汚泥界面や濃度も測定できます。
     (実用新案、意匠登録)

1−3.KRK製のMLSS計は外部光の影響を受けにくい
     近赤外光LEDのパルス点灯⇒近赤外光のみを受光する受光部で外部光の影響を少なくし、
     又、検水の色調の影響を受けにくくなっています。

1−4.MLSS計の校正
     携帯用MLSS計(SS−10Z/SS−10F)は汚泥の種類によって検出器の光学特性が異なるために汚泥の種類
     毎にKRKが規定してリニアライズした測定モードをユーザーが自由に選択して使用することができます。
     例えば、食品モード、牛乳モード、合併浄化槽モード、下水処理モード、し尿処理モード、濃縮汚泥モードなど。
     通常このどれかのモードの選択でMLSS濃度を許容誤差範囲内で測定できます。
     又、1〜4点迄の校正機能が内蔵されていますので、お客様独自の設定を行うことができます。
     この場合、汚泥の手分析(遠心分離⇒乾燥⇒重量測定法)をお客様が行い独自の汚泥特性に校正します。

1−5.MLSSの手分析ができない
     このような場合、予めお申し出があった場合のみ、お客様のサンプル汚泥を弊社に送ってもらい、汚泥の分析調査
     と、MLSS計の校正を弊社にて代行して行い、最適な条件に計器を調整してお客様にお届けする特別なサービスを
     実施することができますのでお問い合わせ下さい。

1−6.MLSS検出器の破損、故障した場合
     検出器の光学部はプラスチックですが、落下等の衝撃から検出器を保護するためにステンレスカバー(SUS-304)が
     標準付属しています。さらに万一の場合に備え衝撃を吸収する耐薬品性シリコンカバーをステンレスカバーの外側に
     標準付属してありますので、衝撃から検出器を保護するためにダブル衝撃防止機能付きです。
     しかしながら、検出器は落下、衝撃を与える性質のものではありませんので、丁寧な御使用をお願いします。

1−7.MLSS計の防水性(SS−10Z/10F)
     検出器は完全防水構造です。又、計器は検出器を取り付けた状態でIP66準拠の防水性を有しています。
     又、計器と検出器を接続するコネクタープラグは防水構造になっていますので雨天の場合でも安心して使用できます。

1−8.MLSSを連続測定したい。
     MLSS計 SS−10Zは携帯用で、長時間、検出器をばっき槽に浸漬して連続運転することは避けて下さい。
     長時間測定する場合はSS−10Fを御使用下さい。(30分でオートパワーオフになります)
     連続測定用の工業用MLSS計として伝送出力(DC4〜20mA)付きの機種を用意していますのでお問い合わせ下さい。
       計装パネル取付型  MC−502Z 0〜20000/10000/5000/2500mg/L 4レンジ式
       現場指示計型     MC−700  0〜20000/10000/5000mg/L 3レンジ式



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